トウメイなせかい

ノンバイナリーの世界の見え方

自分の『性』ってなんだろう?

今回は私が自分の『性』に違和感を持った時のことについて書きたいと思います。

 

前回投稿からかなり時間が空いてしまいました。年末年始の忙しさもありましたが、何より『どうやって言葉にしようか 』ととても悩んだからです。迷いながら書いたため、文章も拙く、まとまりがなく読みにくくなってしまったかもしれません。それでも、少しでも興味を持って見ていただければ幸いです。

 

私がはっきりと自分の性に違和感を覚えたのは、大学生の時でした。

ジェンダーにはいろいろな種類があって、それでいいんだという認識を広めようという時流の頃でしたし、「ジェンダーレス」という言葉が出てきた頃だったように思います。

 

もちろん教育大ですから、ジェンダーに関する授業もありました。

その授業の中で「あなたの心の性はどれですか」という質問がありました。男と女と書いている間に5つほど点があり、どこに印を入れてもいいというものでした。

しかし、その質問に何度自分の性を考えても、答えは出ませんでした。どっち、とかどっち寄り、とかいろいろ考えても、どれでもない気がしました。その時は迷った結果、真ん中より少し女性よりのところに〇をつけた気がします。

 

『自分の心の性が男だ、女だ、となぜ言えるのか』

『自分の性がこれだ、と言える理由は何なんだろうか』

 

こんな疑問が自分の中でずっと渦巻くようになりました。

 

それから数年が経って教員になり、研修でまたこう言った話を聞くようになり、ずっと抱えていた違和感の答えを知りたいと強く思うようになりました。

貰った資料やインターネットで色々調べ、辿り着いたのが「ノンバイナリー」でした。

男、女といった性別の枠に入らない。調べたものの中で、1番自分の中にストンと落ちてきたのがこれでした。

 

私は自分がノンバイナリーだと思っていますが、診断を受けたりしているわけではありません。ただ名前がついて、自分はこういう人間なんだと思えれば、自分が楽になったから言っているだけです。

 

長くなっていますので、ここまでにしたいと思います。

見に来ていただき、ありがとうございます。